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じんるいのみなさまへ やりました【体感型ほのぼの美少女アニメ】

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switchとPS4から、アクワイアが開発し日本一から発売されたガールズアドベンチャーゲーム、じんるいのみなさまへ。です


(税抜き6980円)







荒廃した秋葉原で美少女たちが元気に生活するゲームですね、アクワイアは秋葉原しか街を知らないのかな?


他のゲームで忙しい中突然フォロワーから送りつけられました


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巷では評価の低い作品ですが、本作は良ゲーです。自分でも甘い評価だとはちょっと思ってます
一応そう決めた理由もあるにはあるんですけどまぁだからと言ってこのゲームに褒める所もあまり無いのでそのつもりでお読みください。








・ゲームシナリオ
秋葉原にある謎のホテル、そこの近未来的なカプセルから主人公たちは目が覚めます。いきなり滅茶苦茶SFだな?

この時点で「あっ、何かあるな」感がビリビリしてきます。

カプセルから起きた主人公たち、主人公たちによると秋葉原へ旅行へやってきたのでこのホテルに一泊していた。とのこと。
早速秋葉原を観光する為ホテルの外に出ると、草が生い茂り思いっきり荒廃した秋葉原の姿が眼前に広がります。


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▲しかし主人公たちは「まぁ秋葉原ならこんなものか」と一蹴。
一応主人公たちがこう思ってしまったのには理由がありますが、ネタバレするわけにはいきません。




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▲他にもいろいろと主人公たちの記憶に何か蓋が閉まってるような描写が時折見え、先のシナリオが気になる作りになっていました。



少し歩くとボロボロに荒れたり崩れたりしているお店や、辺りが海や川に囲まれているのが分かり、秋葉原から出られません。

主人公たちのいたホテルでは一応電気、水、お湯、大量のカップ麺があるのでそこを拠点としつつ、わいわい楽しく生き延びる事になります。


主人公たち美少女五人は年齢こそバラバラですが仲良く、イチャイチャしながら畑を耕したり、調味料になる草花を採取したり、瓦礫から鉄などのガラクタを集め、楽しく食事をしたり生活が豊かになる道具を作ったりします。

五人の中にめちゃくちゃサバイバル知識に長けてるアウトドア女と、死ぬほど科学知識に長けてる14歳と、料理も裁縫もなんでもできる家庭派女子高生が揃っているので、全く生活に苦労しません。


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▲化学反応で硬貨を溶かして加工に使ったり、草花の知識を披露したりと異様に生き残る術に長けています。


時折ホテルの電気が止まったり、お湯や水が出なくなったりのトラブルがあったりもするんですけど、まぁこの美少女たちにかかれば即解決です。

分からない事があれば同人ショップの同人誌になんでも書いてありますからね。



とはいえこれらサバイバル要素はただのオマケ、本題はここからです。

なんとこのゲーム、自他ともに認める百合ゲーであり、女の子同士が行き過ぎずそれでいてしっかりと百合行為に励んでくれます。
キャラクターデザインはとても良く、一枚絵のクォリティも抜群。
ストーリーの合間合間に仲良く雑談する描写が挟まり、女の子要素はたっぷりです。

素材を集めて新しい道具や料理を作った際にはその都度会話イベントが挟まるのは中々凝ってるのでは?と思ってしまいました。




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つまり、これらのサバイバル要素は全て女の子同士がイチャイチャする為の舞台装置でしかありません。

魚を釣るのも、獣を罠にかけるのも、本を読むのも、ガラクタを集めるのも、瓦礫をどかすのも。全てが女の子を引き立たせる為の物です。


と、言ってしまうと流石に語弊があるんですけど、一応ストーリー自体はちゃんと面白いSFとして作られているのでダメではないです。

重い設定も女の子たちが明るいので緩和されているというのも悪くはない。
ちょっと緩すぎるような気がしますけど、ほのぼのした美少女アニメって大体こんな感じだしな……ってなるので。

ただADVとしての出来はすこぶる悪いです、エフェクトはなく、SEの使い方も雑の極みで意味が分からなかったので。
あとは百合モノという事で女の子たちはそれぞれカップリングがあるのですが、今作の登場人物は五人。一人余ってしまいます。

その余ってしまう人物はなんと主人公、他四人はそれぞれ意欲的にお互いのパートナーとイチャコライチャコラするのですが、主人公はちょろちょろみんなと会話する程度で殆どイチャイチャしません。

なんなら他のカップリングがイチャイチャするシーンになると露骨に口数が減るので、もしかしたらこの主人公も引き立て役なのかもしれません。




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▲……と、思いきや主人公のカップリング相手は有料DLC追加キャラらしく、このキャラを購入し二週目にならないと主人公は相手がいません。金で百合相手を買うな




凝っている部分をもう一つ上げると、サバイバルという舞台上色々なアイテムを取得するのですが、それら一つ一つにキャラクターからの一言が付属しています
キャラクターの掘り下げには余念がない。とにかくこれはガールズアドベンチャーゲームです








・ゲームシステム
一応のゲームシステムとして、荒廃した秋葉原を歩き回るという探索要素があります

とはいえ行けるところは殆どなく、入れそうなのに見えない壁がある所ばかり。やることといえば決まった場所で素材収集などする程度。ストーリーの進行で新しく行けるようになる場所などは一切ありません
至る所にあるイベント発生場所へたらい回しにされるゲームです。

このゲーム最大の問題として、操作キャラの移動速度がふざけてんのか?ってくらいに遅い。
本当にリアルな一般人の移動速度をしており、秋葉原の三分の一くらいしか移動範囲がないのにも関わらず、凄まじく移動に時間を食われます。

一日のうちに行動できる時間が決まっているのですが、素材収集をしなければ時間が止まったまま動かないので、キャラの移動速度を遅くするのはただの嫌がらせ以外に理由がありません。

なんならこのゲーム、最近のアップデートでようやくマップに現在地と目的地が表示されるようになったんですけど、
目的地が複数ある場合、イベント発生の順番があるため結局総当たりになるだとか、そもそも目的地を表示しないパターンもあるので本当に急ごしらえでマップを作ったと言わんばかりのガバガバ設計。

マップのアップデートまで一ヵ月くらいあったんですけどね……


そしてサバイバルといったら素材収集、素材収集をすると時間が経過するシステムです。

しかし、時間が経過して夜になってもデメリットは何もありません
強いて言うなら強制的に帰還させられるくらいですけど、このゲームにはスキップトラベルが無いので上手く調整して歩かずに帰還するという使い方が可能でした。難しいけど

強制帰還によるペナルティはなく、なんなら日数経過によるペナルティもありません
普通のサバイバルゲームなら、時間が経過すればするほどキャラクターの飢えや乾きが問題になってくるのですが
このゲームにそういったものはありません。
一応空腹状態になると素材収集にかかる時間が増えたりしますけど、だから困る事は全くありません

死ぬこともなく、幾ら飢えようと女の子たちはニコニコしています。
なんならメインシナリオの進行に素材収集が必要になるシーンが一切ないので、一切素材収集せず、一切食料を口にせずクリアする事が可能です。

お分かりかと思いますが、このゲームはサバイバルゲームではなく、ガールズアドベンチャーゲームです。過酷なサバイバルなんて誰も求めていないというワケです。
サバイバルゲームだという部分を推してきてたとしたらもう少しボコボコに叩いてたんですけどね。

あとは集められる素材の種類も微妙に少ないです。


では百合要素へ移動しましょう。
3Dグラフィックが用意された操作キャラは主人公である女の子のみなのですが、一日が終わる際に連れて行くパートナーを二人選ぶ事が出来ます。

選んだキャラは移動中に高頻度で掛け合いを見せてくれます。

パートナーにキャラによって会話パターンはかなり豊富なのですが、問題は主人公は一切掛け合いに絡みません。パートナーとは?

もしかして主人公はイジメられているのではないかと疑ってしまう程のハブられっぷりです、主人公も可愛いのに完全に他のカップリングの添え物扱い、かわいそう。


とまぁサバイバル要素がゲームに一切関係ないオマケ要素として作られているという事で、プレイヤーは大半をADVパートと移動パートに費やすことになります。

ADVパートで女の子たちのイチャイチャを眺め、移動中の掛け合いを眺め……
最初から最後まで女の子たちのふれあいを眺めるというゲームコンセプトに恥じない作りとなっています。
移動関連は本当に遅かったですけど

あとは主人公の扱いだけでもどうにかなれば完璧だったんじゃないでしょうか











・総評
美少女アニメを体験するゲームです。
実際ガールズアドベンチャーと銘打っている事もありコンセプト自体がそういう感じですし、そのコンセプト通りにゲームを作り上げて形にしているという時点で誰も悪くありません。強いて言うならクォリティが悪い。

なんならプレイ時間に対して値段も高い、日本一ではいつものことですけど
総プレイ時間は10時間なかったと思います

需要と供給は完全に成立しており、百合好きな人が買ったのならば恐らく百点満点の良ゲー評価を出す事でしょう。
日本一側としてもそういった層に向けて宣伝、販売をしていたので完全にwin-win。興味ないならそもそも買わないと思います。
今ならマップ機能も改善されているし、探索にゲーム性はないのでパパッとwikiでも見ればプレイに不自由はしません


ちなみに僕は百合は好きでも嫌いでもないです。わぁ~ってなる程度です、ごめんね


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