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ペルソナ5 ザ・ロイヤルやりました【大ボリュームのRPGが更に要素追加】

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2016年にセガのアトラスよりPS4で発売されたペルソナ5の完全版、ペルソナ5 ザ・ロイヤルです。

(税抜き8800円)





和RPGでも一、二を争うと私が勝手に思ってる名作RPGペルソナ5の完全版、ペルソナといえば携帯機での完全版リメイクがお決まりでしたが本作はPS4のみです。

過去のペルソナリメイクに負けず大量の追加要素や追加キャラが盛り込まれた本作、無印で足りなかった部分を補強するというよりは更に深い所まで掘り下げるというイメージに近い内容に仕上がっていました。








・メインシナリオ
汚い大人の所為で冤罪をかぶってしまった主人公が保護観察を受け転校した学校先でもまた汚い大人にハメられそうになり、なんやかんやでペルソナに覚醒し悪い大人の悪い心を奪い改心させる世直し怪盗団として戦う痛快活劇ストーリーです。

と見せかけて割と社会風刺的な話が多く、胸糞悪いエピソードもあるので賛否が分かれる内容でした。



大筋は無印と変わる事はなく進んでいきますが、ロイヤル(以下R)の追加要素として新たな怪盗団の協力者である二人のキャラが追加されます。

新体操のエースとして特待生の待遇を受けている高校一年生の芳澤と、カモシダの一件を受けて生徒たちの心のケアをと考えた学校が呼び入れた丸喜というスクールカウンセラーの二人。


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人の心をいやす仕事をしているスクールカウンセラーの丸喜は心をどうこうして改心させたり、廃人にさせたり、操ったりな心を題材に置いたペルソナ5において重要な役どころです

認知の研究にも携わっているとのことで、とにかく本作品の設定を更に深く掘り下げるというRにおいてとても興味深い存在でいてくれました。



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一方新体操選手の芳澤なのですが、ハッキリ言ってしまうと正式に仲間として加入するまでの間、ほぼ完璧超人すぎて人間らしさをあまり感じず魅力の薄いキャラという印象が強い。

一応個性らしい個性もきちんと悩みも弱みもそこそこあるのですが、弱みを曝け出して歩み寄ってくれる無印からの怪盗団の仲間と比べると、何かあっても勝手に立ち直って勝手に戦って悩みもなんかいつの間にか吹っ切ってる……というキャラにしか見る事が出来ませんでした。


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とはいうもののそれは怪盗団の仲間になるまでの話で、本作Rで追加された目玉の年明け以降の三学期。
ここでは無印でラスボスを倒した後に更に一悶着世界の危機が訪れ、新ダンジョンを攻略するという内容なのですが
そこでようやく芳澤というキャラクターが解き明かされ、正式に仲間になります。

なにより成長する事によって眼鏡キャラになるタイプのキャラなので驚愕でした。さすがに戦闘中は怪盗のマスクを付けるので外しますけど



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そしてもう一つ大きな追加要素として、あのパンケーキが原因で死んだ明智とのコープが一新され、条件を満たし三学期へ突入すると仲間として戦う事が出来ます

明智を仲間にすること自体が三学期へと進む条件でもあるのですが、無印では相応の報いとはいえアッサリと死亡してしまった明智。
その明智がロキを引っ提げ安っぽい戦闘狂キャラみたいな笑い声をあげながら一緒に戦ってくれます。面白すぎるでしょ。

明智が仲間になる流れが、「絶望の中唯一協力の手を差し伸べてくれたかつての敵」というオタクが大好きなアレのまんまなのでアガりアガる事でしょう。
なんかありがちなツンツンキャラみたいになってるのも面白いです。

あまりにも明智が面白く、何から何まで目立ってくるうえ主人公との合体技をイベント戦闘中に発動するというミラクルムーブまでやってくるので、完全に新キャラの芳澤を食う勢いでした。食ってたと思う


三学期の内容については深く触れることはできませんが、流石に無印版ラスボスと比べると規模が小さい戦いゆえ蛇足と見る人もいるかもしれませんが、個人的には正義と正義のぶつかり合いというか、カオスヒーローとロウヒーローのぶつかり合いな戦いが見れて満足です。

特にバッドエンドが凝っていたのが良かったですね。ただのバッドエンドに一枚絵が多すぎる











・ゲームシステム
無印からRで数多くのシステムが追加されました。

新たに遊びに行けるようになった吉祥寺やデートスポット、あらたなギミックやペルソナ等文字通り盛りだくさんです。
細かい便利機能の実装などもされ遊びやすく改善されました。




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ストーリーに変化はないとはいえダンジョンは大きな変化が、パレスでは新ギミックのワイヤーにより行ける場所が増えたり、新たな収集要素「イシ」が各パレスに三つ隠されており、それに伴って新しい部屋などが追加されました。

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他にも無印版で戦ったボスの行動にも変化があり、見た事のない攻撃を数多く仕掛けてくるため既プレイでも楽しむことができます。

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メメントスにも追加要素が実装され、なんか名前思い出せないけど変なガキが用意したメメントス各地でランダムに出てくるスタンプを集める事で取得経験値や金をアップさせたり、落ちてる花を集めて変なガキに渡すとアイテムを交換できます。

三学期にはメメントスに追加エリアが現れ、それに伴い新リクエストもいくつか追加。
ただ変なガキについてはあまり触れられませんでした。なんかどこかで分かるのだろうか。



新コープの芳澤や丸喜、更に明智によるコープアビリティも追加され更に出来ることが増えました。
吉祥寺のジャズクラブで仲間のステータスアップや補助スキルを覚えさせたり、主人公のSPのみを集中してドーピング出来る施設も。

更に戦闘の大きな追加要素として、仲間同士が協力して技を繰り出す合体技、ショータイムなるものが実装されました
ランダムなタイミングか、主人公のピンチ時やトドメをさせる時に発動可能で攻撃ムービーを見る事が出来ます

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あとは双葉が総攻撃カットインを見せてくれたり、ペルソナ一つ一つに特製なる特殊パッシブスキルが実装されたりと戦闘の幅が何倍にも膨らんでいます。

私が一番うれしかったのは銃の残弾が戦闘毎に全回復するというシステム。
相手に本物の銃だと思わせることで使える認知の銃なんだから敵は常にフル装填を警戒してるので毎回回復するぞ、との事。
よく考えたら当たり前では?

これにより無印ではほぼ死にシステムだった銃が一変、便利な雑魚散らしコマンドになったので序盤、特にカモシダパレスの攻略がすこぶる楽になりました。死ぬときは死ぬけど


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色々なプレイヤーの有利になるような新要素が目白押しですが、本作で最もヤバいのが
本来剛毅コープMAXにしないと出来なかった、上位レベルのペルソナを金を払う事で合体出来るコマンドが、剛毅コープランクたったの5で解禁されるというとんでもない変更です。

これにより金さえあればかなりの序盤から超強力なペルソナを呼び出せるのでゲームバランスが壊れかねません。
なによりこのゲーム、お金めちゃくちゃ稼ぎやすいので……




・キャラ批評

■ジョーカー(主人公)
スマブラにも参戦した我らが屋根裏のゴミ。本作はホワイトデーイベントも実装されたので更にゴミになるでしょう。
死んだら終わりのメガテン主人公体質ですが、コープを進める事によるアビリティは協力なものばかり。

本作で追加された丸喜コープで手に入るアビリティは自動発動のチャージ、SP回復、バステ即時回復とアホみたいに強い。馬鹿じゃないの


■モルガナ
唯一メシアライザーを覚える最強回復キャラ。
回復一辺倒かと思いきやクリティカル率の高いパンチでバトンタッチの起点になる。

魔と速が高いので攻撃役にもなれるが体力があまりにも低くちょっと殴られただけで死ぬ。

ペルソナ超覚醒で覚えるスキルは全体ミラクルパンチ。強すぎるうえにコストも安いのでとりあえずパンチしとけ


■竜司
物語の舞台装置として後先考えない行動を数多くしでかすので嫌ってる人がいて可愛そう、良くも悪くも普通の高校生だと思います。
それはそれとしてステータスは力と耐極振りの典型的なパワーキャラ。
最終的にマハタルカジャと味方全体チャージとかいうペルソナプレイヤーなら腰を抜かして立てなくなる程の素晴らしいバフスキルを覚えるため、キャラに反して補助魔法を撃ってる時のが目立つ。

いるだけで時々仲間の物理威力がアップする特性持ちなので迷ったら連れて行きたい。物理パーティならなおさら

しかしSPの少なさがネックでタルカジャもチャージも消費がデカく中々乱発出来ない。ジャズクラブに行こう。


■杏
仲間の中で数少ない魔法キャラで、特に魔法に特化したキャラは杏くらい。
回復やバステも覚えたりして便利、回復役なんてさせる機会はないけど。

超覚醒で覚えるのは全体コンセントレイト。どう考えても強いのだがあまり魔法が強いキャラというのがいない。
使うとしたら真をパーティインしている時くらいだろうか



■祐介
キャラとしては最高の良いキャラなのだが、仲間としてはマハスクカジャしか出来ないゴミ。

今作では序盤にマハスクカジャオートの効果のあるアクセサリーを入手可能。
もうダメだ……と思いきや、大強化大躍進を遂げることに。

なんといるだけで味方全体の物理回避が上がる特性を持ち、超覚醒でなんと味方全体にヒートライザを使えるようになる。
強すぎる、なんだこいつは。ただし燃費が尋常ではない。竜司なみのSPで連発は危険である。

なお、ジョーカーは特性の効果を利用しこれの三分の一の燃費で使用できる全体ヒートライザがある。
超覚醒するまでも遠い。特性がマハスクカジャと差別化出来ているのでまだマシだが……


■真
攻撃的な服装、風を感じそうなペルソナを持つがステータスはかなりのバランス型。運は死ぬほど低い
しかも覚えるスキルは補助や回復で攻撃面はほぼ死んでいる。

最終的にアトミックフレアを覚えるので魔法キャラとしては重宝。メディアラハンやマハラクカジャ、ラクカジャオートもあるの硬い回復役として使える。

ダイン系以上の威力を持つ魔法を覚えるのは杏と真しかいない。


超覚醒で覚えるスキルは敵全体にランダマイザをかけるスキル。
ジョーカーにも真似できないオンリーワンなスキルなので強いが、敵全体にランダマイザをかけたいと思う場面があまりない。
ラスボスには有効なので存在価値はある

全体的に使い勝手が良い、ヨースケタイプ。超覚醒でなんと乗り物系ペルソナに戻るぞ!(一番うれしい)



■双葉
ナビ。特に無印から変わったところはないがたまに総攻撃フィニッシュ時にカットインを奪い取り味方全体を回復させる効果を発動する。

あとは超覚醒でちょっと強いサポートスキルを発動することがたまにある




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■春
こいつに限っては最初からぶっ壊れの強キャラなので今更弄る部分がない。
ヒートライザを持つ必要が無くなったので補助キャラとして育てていく価値がなくなったくらいだろうか。

超覚醒で覚えるスキルは全体マカラカーンとテトラカーンの同時かけ。
なんとも贅沢なスキル、緊急回避用に持ってると安心できるかもしれない。たぶん。



■明智(ロキ)
ここからは三学期で仲間になるキャラ。
後ろからみた明智面白すぎる、衣装のデザインが。

スキルは祝福スキルが全部破棄され万能系と呪殺系に絞って帰って来る。即死系も無し。

ランダマイザが使え、物理と銃撃両方の攻撃スキルもある意外と便利キャラ。
特性はたまに味方の使う補助魔法のコストが下がるというものなので、竜司や祐介と一緒に編成したい。

ジョーカーとのショータイムは必見



■芳澤
新キャラ、新体操っぽい動きをする。

属性としては祝福。
問題は攻撃スキルで、剣の舞というクリティカル率の高い超特大威力のスキルにクリティカル率アップのアドバイス、味方全体クリティカル率アップ補助魔法と相手が物理の通る敵なら絶対にクリティカルさせるという、完全にペルソナというゲームに対してメタを張ってきているキャラ。

その代りモルガナ並に脆いという弱点があるのだが、回避率アップのアリ・ダンスまで備えているので隙無し。なんだこいつは

どっちかっていうとモルガナのクリティカル率アップに貢献してもらいたいところ。さすがに全体クリティカル攻撃は持っていないので










・総評
追加要素の雨あられでストーリー以外はほとんど別ゲーの様に楽しめる、完全版というよりもリメイク作品です。


完全版という物に嫌悪感を抱く人もいるとは思いますが、既プレイのプレイヤーにも決して損はさせないくらいの新要素が盛りだくさんなので是非ともやってほしい。

勿論未プレイの人には掛け値なしに勧めたいゲームです



ペルソナ5 ザ・ロイヤル公式サイト


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