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アストラルチェインやりました【ノリと勢いで突っ走る特撮風デュアルアクション】

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任天堂からswitchで発売された、プラチナゲームズが開発したアストラルチェインです。

(税抜き7890円)







なんかPVが面白そうだったので気になってたゲームです、フォロワーさんに送ってもらいました。すごいぜ。






・メインシナリオ
突如世界各地にワームホールが開き、異世界から化け物があらわれ人を襲ったり街を汚染させたりする事件が多発。
滅亡寸前まで追い込まれ、生き残った人類は多国籍都市アークにて身を寄せ合って生きています。


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普通の警察ではどうしようもない化け物の相手ですが、特殊部隊であるネウロンの隊員は生体兵器レギオンを使役し化け物を退治したり開いたワームホールを閉じたり、汚染を除去したりします。

ネウロンの新人隊員である姉弟は適性を認められ、レギオンを与えられます。姉と弟をどちらか主人公に選択して話が進んでいきます
冒頭で即主人公以外のレギオンは即没収され戦える人間が主人公のみになってしまいますので、渋々一人で怪物と戦っていくというのが本作のストーリー。


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本作はOPから始まり演出やキャラクターの動きや演技、カメラワークなどバリバリの特撮感がそこかしこに垣間見え、特撮を意識しているような作風になっています。
いやそんな特撮とか詳しくないですけど、異様なまでにハァハァ言ってる感じとか特撮っぽいでしょ(暴言)

しかしストーリーなのですが、説明不足のまま話がドンドン進んでいくというゲームです。

まず先ほどいった通り姉弟のどちらかを最初に主人公に選ぶと、選んだ主人公は無口系主人公になるのですが、結論から言うと無口系主人公の形成に失敗していると言わざるを得ませんでした。

主人公、無口は無口なんですけどなんか明確に目的があり性格もありプレイヤーの意思に反して自らの意思を主張してきます。それだけならまだ良いんですけど、選択肢で会話みたいなのがほぼ無く、主人公の意見や気持ちを代弁してくれるキャラクターみたいなのもいないので何を考えてるのか一切分からない……という状態です。

主人公が警察に志願した理由もふわふわしており、使役しているレギオンも言葉を交わさないので無言の二人が無言で協力しながら戦っています。
途中で主人公が過去に何かがあったみたいな事が明らかになるのですが、それも終盤も終盤。分かったところでなんなんだという内容でもあります。

設定の説明不足も多く、主人公の目的も不明瞭でプレイヤーは命じられるままに敵を倒すくらいしかする事はありません。

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とはいえグラフィックは綺麗でアクションも格好良く、終盤にかけての演出は目を見張るものがありました。
モブキャラクターも良く言えば個性的、悪く言えば味付けが濃い人ばかりで飽きません。ドローンくん以外誰一人活躍しませんけど。

とにかく演出面が良く、劇的な演出の力推しでよく分からないストーリーを無理矢理流していくスタイルです。アホみたいにツッコミどころがあるけどまぁ気持ちいいからいいか……となりました。










・ゲームシステム
プラチナゲームズのアクションゲームといえばその簡単操作で多彩なアクションの出来る戦闘システム。
本作では特有のシステムレギオンとのデュアルアクションを使って戦っていくことになります。

主人公が使役するレギオンは敵が近くにいれば自動で攻撃をし、それとは別に任意で動かしたりスキルを使用したりが可能。
主人公とレギオンは鎖で繋がっており、それを引っ張ったり回したりが主なアクション。
例えば敵に鎖を引っかけるように一回転させれば鎖を撒き付けバインド状態にし動けなくなった敵を一方的に殴る事が出来たり、空中を浮遊できるレギオンに遠くの足場へ先行してもらい、一気にそこへジャンプするフィールドアクションなどがあります。

レギオンを育てていくことでアビリティを覚えたり、特定の状況で発動できるコンボを覚えたりしてくれます。

使役出来るレギオンは最大で五体まで増え、それぞれ特有の攻撃方法やフィールドで使えるアクションが異なります。

戦闘中は多種多様で面白いレギオンですが、度々レギオンの能力を使った調査パートが挟まります。
例えば力のあるレギオンで重い物を持ったり、犬型のレギオンで探し人の持ち物の臭いを嗅いで探したり……

まさに警察の仕事っぽい事をやらされるのですが、正直テンポが悪い

この調査パートが異様なほど長く、たびたび挟まるのでスピーディな戦闘と相まって気怠さが際立ちます。決して面白くない……と言う程じゃないんですけど。


あとは章の進行中に度々発生するサイドケースの数々、所謂頼み事をこなすサブクエスト。
こればかりは本当に援護のしようがないくらい面白くないです。

いやまぁ人によると思うんですけど、何から何まで面倒臭さや作った人の性格の悪さがビシビシ伝わってくるものばかりで、些細なことで失敗、ものによっては章丸々やり直さないと再調整不可だったり、とにかくただただ時間がかかるだけの物だったり、プレイヤーをおちょくってイラつかせる目的の物だったりと酷い物。
貰える報酬は美味しいのでやらざるをえないんですけど、キッチリ全部やろうと思うとこのゲームへの印象はどんどん悪くなって行きました……

アストラル界というダンジョンでやらされる謎解きもあんまり面白くはありませんでしたが、サイドケースと比べると可愛いものなので特に気にはなりませんでした。

途中潜入ミッションが何回かありますがこれは面白かった。敵兵士を一方的にレギオンでバインドしまくれるので。
基本一本道ですが収集要素はそこそこ多めで探索のし甲斐はあります


後は画面のエフェクトが全体的に謎で、変にモヤモヤしてたり光ってたりでただでさえ見辛いのですが、HPが残り少なくなると画面が白黒になり、ノイズが走り、聞こえる音も籠るようになるタイプのゲームで、こうなるともう殆ど画面の情報が見えませんでした。

演出方面に力を入れ過ぎてプレイヤーへの配慮が疎かになっている部分が気になります。


とはいえ戦ってる間は本当に楽しく、最初からやれることは殆ど解放されているので後は工夫と直感でプレイが上達していくゲームバランスなのはお見事でした。難易度も四段階あり歯応えも抜群です。


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・総評
説明不足なシナリオだけど演出とバトルでカバーしているゲームです。

それだけに一々テンポを阻害される要素の数々が惜しい、プレイヤーへもう少し歩み寄ってほしいと思いました



アストラルチェイン公式サイト



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