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爆封スラッシュ! KIZNA嵐やりました【アイトーイカメラのゲームだよ!】

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2004年にPS2でSCEから発売された爆封スラッシュ! KIZNA嵐です。

知る人ぞ知るアイトーイカメラを使用したゲームで、カメラに向かって手を動かして操作するタイプのゲームです。当時のソニーの謎周辺機器シリーズですね。
アイトーイについては一時期めちゃくちゃCM流れてたのでなんか見たら思い出す人もいるのではないでしょうか。

あとゲーム屋の試遊コーナーに置いてあったのを見たことありますね、私は


本作は発売と同時にあのコロコロコミックにメディアタイアップ作品として全9話で連載されました。

まあまあな力の入れようなんですけど、アイトーイカメラの敷居がそこそこ高い。よほどのゲーマーか当時親がめちゃくちゃ優しかったかとかじゃないと持ってないんじゃないでしょうか

私はなぜ持っているかって?
フォロワーさんからアイトーイカメラと一緒に送っていただきました……ありがとうございます(本音)
なぜそこまで私にアイトーイカメラを……?(本音)




あまり場所を取らず、USB接続すればすぐなので場所は取らないので一度手に入れてしまえばあとは難しい事はないんですけどね






・メインシナリオ
放浪している父がどこかから拾ってきた廃船を修理し自分の船として住んでいた少年、アラシ。
のんびりと一人の空間で船旅を楽しんでいるアラシのもとに白紙の本が送られてくる。

そこからゼファーと名乗るドラゴンが現れ、もう一体別の古い道具から生まれ出た魔物。ビーストを撃破するために協力してくれることに。

撃破後、ゼファーを送られてきた本に封印……ビーストインし、今後はビーストを使役する魔封士として町中に現れたビーストを退治するためゼファーたちビーストを使役し悪しきビーストたちと戦う……というのが大まかなあらすじです。


ストーリーの流れとしては単純で、悪さをしたり人々に取り付いたりしているビーストを退治して回るというもの。
途中もう一人の魔封士として選ばれたクールな兄弟と協力したり競い合ったり、個性的なヒロインやおっさんやきたない初音ミクみたいなのと協力したり、なんか途中トーナメント編に突入したりして、よくある少年漫画的な王道展開が楽しめます。

全編ボイス付きの紙芝居方式で進んでいく為中々豪華、その分微妙にテンポが悪かったりはしますが


ゼファーのほかにも何体か仲間として使役できるビーストがいたり、別売りのカードを使うことにより雑魚ビーストを召喚出来たりする?らしく、モンスターを戦わせる系のゲームとしては最低限どうにかなっています。


少年漫画的な展開とは言ったものの、そもそも私自身こういうバトル系の少年漫画をほとんど読んでこなかったというのがあるので、実際はどうなのかはちょっと分からないんですけど。イメージだけでトーナメント編がある事=少年漫画っぽいって勝手に思っちゃっただけなんですけど。
でも分かりやすいのは本当なので、青木たかお先生のキャラデザが見たいって言う人は買ってみてもいいかも。

いやまぁ私ベイブレードの漫画も読み飛ばしてマリオくんとでんぢゃらすじーさんのみ読んでたんですけど……
でもなぜかベイブレードは持ってます。磁石が入ってて逆回転とかさせられるやつ……








・ゲームシステム
アイトーイカメラで自分自身を画面に映し、指に折り紙製の魔封爪を装着し、実際に身体を動かして操作します。

この時点でまあまあ画期的なんですけど、バトルシステムはなんとビーストを召喚するために自分自身で決めた印を刻んだり、スキルを使用するために印を結んだりとにかく指先で直感的に操作していく対戦型RPGです

戦闘はリアルタイムで進んでいき、魔力が溜まり次第八つあるスキルの中から選んで発動。スキルを二つか三つ選ぶと合成ができて、ワンランク上の別のスキルにすることが出来る奥が深いシステムも。

攻撃や回復のほかに罠として伏せる罠カードみたいなシステムも存在します。


スキルを発動するために時間をかけていると相手がガンガン行動してくるため、どのスキルがどんな印を結ぶことになるのかあらかじめ覚えておく……という戦い方が必要になってきます。

これだけからまぁ普通に面白いRPGなんですけど、最大にして最悪の問題がアイトーイカメラの精度がゴミカスというものがあります。

本作では付録で付いてきた折り紙魔封爪の色でもある緑の物に反応して画面のカーソルが動き、それに沿って印を結んだりするのですがカメラに映るすべての緑っぽい物に反応するのでまぁマトモに操作が出来ない。

緑の物を片付けてプレイしようとしたところで、別に緑じゃなくても誤作動するのでどうしようもない。白とか

ゲームが悪いかどうかは分かりませんが、とにかくアイトーイカメラが悪い事は間違いない。
まぁまだスキルの使用に手間取るくらいなら魔力が溜まる待ち時間があるので、損している事にはならないのでいいんですけど、本作敵の攻撃時に対し防御アクションという、トイカメラを使ったちょっとしたミニゲームをやらされます。

これがまた異様に精密な動きや激しい動きを要求してくる
このアイトーイカメラの精度でですよ、狂ってますよ。
精度が悪いのは勿論、こいつ結構なラグもありますからね。

今ちょうどリングフィットアドベンチャーで体を鍛えているんですけど、リングくんもドン引きな全力運動をやらされるんだからとんでもない。

防御アクションさえがんばれば敵の攻撃は無傷に抑えられるんですけど、別にすべての攻撃が防御アクションが発生する攻撃ではないというのがまたつらい部分。


このゲーム結構難易度が高めで、普通にプレイするだけではレベルが足りずに負けることがしばしば。
その為雑魚戦を繰り返すことになるわけですが、先述の防御アクション、そして印を結ぶシステムが合わさって一戦一戦にかかる時間がめちゃくちゃ長い
10分から20分はざらだと思います。

そもそもの一挙一動ももっさりと長々しく、スキップ出来ないのでレベル上げも苦痛の極み。
有利不利が発生する属性などもあるのですが、これがまた数が多い。なんと七つです。

あとはレベルを上げるのは主に新しいスキルを覚えるためなのですが、HP以外のステータスは殆ど伸びず、敵が強い行動をしてこないよう祈る事も大きな要素となっています。辛すぎる

印を結んでる最中に敵がスキルを発動すると一旦印結びが中断されるのがキツいですね、疲れがドっと出てくる瞬間です。
これが心地いい疲れならいいんですけど、両腕で全力ワイパーみたいなことされるんだから腕にだけ負担がかかるわかかるわ。



と、RPGとしてはそこそこで発想は面白いんだけどただただ面倒くさい事ばかりでつらいのなんの。
もしかしたら子供なら喜ぶのかもしれませんけど、そもそもこのゲームは勿論、アイトーイは子供たちにウケていたのだろうか……?
私は当時ゲームの話が出来る友達が一人も出来なかったので分かりません。深夜アニメは流行ってたんですけど

実際に印を結んでビーストに指示を出す、というキャラになりきってプレイする感じはしっかり出ているので。
ただ突っ込みどころとして、付いてきた折り紙魔封爪はなぜか赤ではなく緑。アイトーイカメラの仕様故だとは思いますが、だったら最初からアラシくんの爪も緑にしておけばよかったのでは…






・総評
DSで出せばよかったと思います

このゲームは面白いんですけど、アイトーイが面白くない。アイトーイが失敗ですね。
このゲームがアイトーイ奥の手として発売されたんだと思うので、おそらくこのゲームはアイトーイの犠牲になった側の存在なのでゲーム自体に罪はない……はず。

いやほんとDSでリメイクしてたらかなり面白く仕上がったと思うんですけど

それはそうと思いがけず幼少時の話を多くしてしまいましたね、読者の方々にもノスタルジックな気持ちにさせてしまったかな?
そんなことない?そっか