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WORK×WORKやりました【ゆるーいノリとグラフィックの導き系RPG】

2019年にフリューからswitchとPS4で発売されたRPG、WORK×WORKです。



税抜き4980円


基本キャラクターはドット絵で表現されたゲームで、それを人形の様にゆらゆら揺らしたりさせて感情表現をさせているタイプのゲーム。
全体の雰囲気としてはペーパーマリオがイメージしやすいかも?








・メインシナリオ
モテなえ冴えないパッとしない、ダメダメな主人公……通称ポチ夫はとあるテーマパークのアルバイト募集記事を発見。
働き出せば何かが変わるんじゃないかと淡い期待を抱いて、かつて勇者と魔王の決戦の地となった島を改装し、誰でもお気軽に勇者になりきって遊べるテーマパーク。「勇者さまーランド」にて働き始めます。

しかしそこはまさかのブラック企業、アルバイトであるポチ夫の待遇は悪く給料も安い。
もうやめてやろうと思った矢先に一億ヒトデ(このランド内での通貨)もする高価なツボを割ってしまいます。

一億もの借金を背負うことになったポチ夫はアルバイトをやめることも出来なくなり、タダ同然で働かされることに。


そんなある日、勇者さまーランドの話を聞きつけたとある王国の王位18位の継承権を持つワガママ王子、エルリックがやってきます。
もとは王位一位だったのですが、なんやかんやで転落してしまったエルリックは魔王を倒すという武勇伝を持ち帰れば王座に返り咲けると信じて、ポチ夫をインストラクターにダンジョンへと潜っていきます。

とはいえここはただの勇者になりきれるだけのテーマパーク、ダンジョンにいるモンスターも魔王も従業員が扮した偽物なのですがそんな事は知らずに突き進むエルリック王子や、その他テーマパークに遊びに来たカップルや家族、探偵や解答、かつて勇者と共に戦ったパーティメンバーの魔法使いや僧侶などをポチ夫はインストラクターとして導き、ダンジョンの奥へと送り届け楽しませる……というのがゲームの流れ。


途中から本当にこの島には魔王がいたり、願いをかなえる魔王の珠がある事が発覚し数々の勢力がテーマパークに集まりキナ臭くなっていくのですが。
それはそれとしてストーリーの全体的なノリがとても軽く、シリアスな展開だろうと常にギャグノリで進んでいくのであまりお話が重くなりません。


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死にそうになったりしてもギャグ補正で生き返ったり、常にボケを飛ばして場が閉まらないし、ちょっとブラックなネタも飛ばすので本作のこのノリが合わない人には本当にキツいかもしれない。
なにより、決してギャグ自体もテンポが良いわけではなく、場合によってはクドくて悪い方なので滅茶苦茶面白いってわけじゃないんですけど。
面白いシーンの時は普通に面白いし、キャラクターもなんやかんやみんな引き立っているので私はガッツリハマりました。


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なにより最初から最後まで全くノリを崩さず走り続けるのは素直に称賛に価できると思います。ギャグなノリって難しいよ



ギャグを除いてもストーリー自体もしっかりしていて、熱いところはしっかり熱いし、20人ほどいるキャラクターたちも全員腐っていないのでちゃんと面白い。

全キャラに好感度を上げることで発生するサブイベントも存在し、掘り下げもバッチリ。
特に家族関係のシナリオは素晴らしかった
スタッフの実体験か?ってくらいリアルでほのぼのしていました。いきなり登場した時はモブかと思いましたけど







・ゲームシステム
自由に戦うお客様に作戦を提示したり、直接指示をしたり、アイテムでサポートしたり……基本お客様の戦いを見守るという独特なトステム。


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客である勇者さまたちはそれぞれ戦士だったり魔法使い自分のやりたいロールがあり、それに合わせた性能を持っています。
主人公であるポチ夫はバランスよくパーティを編成したり、その役割にあった武器を持たせたり、事前にアイテムを買い込んで持って行ったりとサポートに徹する役割。


プレイヤーの介入する余地は少なめですが、ポチ夫がサポートをするとしばらくポチ夫は再行動が出来ず動けなくなったり、アイテムやスキル使用回数などのリソースを管理する楽しみ方があり、難易度にも中々歯ごたえがあって面白い

敵の種類もまあまあ豊富で、弱点に合わせた武器を持たせる必要も出てくる。

問題があるとするとメインストーリーやサブクエストでは基本パーティが固定で編成の余地がないため、好きなキャラを連れて行ったり、バランスのいいパーティを組ませることが出来なくなっている。

特にもう一人の主人公といえるエルリック王子はメインストーリーではほぼ固定なので、戦士枠がすっぽり埋まってしまっている。

冒険に連れて行かなかったキャラも多少経験値が入るとはいえ、編成の自由度が低いのは残念ポイントだった。


後は基本メインストーリーの難易度は高めに設定されているのだが、きちんと発生しているサブクエストを全部こなしていればレベルも装備も丁度良くなっていて、レベルデザインとゲームバランスはかなりいい塩梅でした。

ボリューム自体もサブクエストを合わせるとすさまじい回数ダンジョンが用意されている事になるので、中々のもの。
普通にクエストを進める以外にも、ダンジョンで手に入るモンスターの模型や家具を集めることでポチ夫の部屋に飾って部屋を好きなように彩るというやり込み要素があるのだがこれは正直面白くなかった
大した家具はなく、ほとんどがモンスターのレプリカばかりなので集め甲斐がないので……

とはいえゲームの妨げになっているわけではなくあってもなくても困らない要素なので減点ポイントではないかと思いました。
あくまで本当にちょっとしたおまけ要素ですね


クリア後に高難易度ダンジョンやボスラッシュも追加されており、最低限のやり込み要素は一通り揃えてあるので好印象です






・総評
ゆるーいノリとふざけたギャグが心地良く、ゲーム部分も歯応えのある良いゲームです。

まぁほんとシナリオのノリは好き嫌い分かれそうですけどね


WORK×WORK公式さいと