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NAtURAL DOCtRINEやりました【説明無しで話が進む電波シナリオ、敵ばかり有利な戦闘システムと厳しい敗北条件、人間が作ったとは思えない見難いUI】

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角川の子会社の角川ゲームズの子会社KADOKAWA GAME STUDIOの悪名高い処女作
NAtURAL DOCtRINEです。






「なんかポイントが余ってるから」みたいな理由でフォロワーから送りつけられました。
その人はあまりの私の苦しみようから自分のしてしまった事の重大さに気付いてくれたようです。

失った私の人間性はもう戻ってきませんが


・シナリオ
分かりませんでした……………………

いやふざけてるワケじゃなくてマジで何もわかりませんでした。
このゲームの世界はなんか……有害な鉱石を使って魔法を使ったり……なんか……種族がいっぱいいるなぁ……って事くらいの情報しかゲーム中は開示されません。

断片的に分かるのは差別主義者のキャラが主人公たちに酷い事をしてくるって事なんですけど
なぜ主人公たちは差別主義者に攻撃を受けてるのか、そもそも何が基準で差別に繋がってるのかが全く分かりません。

仲間の一人が言うには「アイツにとっては城の外にいるか中にいるか、差別の理由はそれだけで十分なのだ」みたいな事言うんですけどそんなわけねーだろ舐めてんのか

本当にそれが理由だとしたらそれは差別とはまた別の理由だし、たったそれだけの理由で滅茶苦茶兵士を派遣して主人公を潰そうとしてきます。
主人公たちも特に何も考えずそれを返討ちに惨殺しながら逃げるわけですが、ゲーム中に国と呼べるものがこの兵士を派遣して来る国一つしかないので何処に逃げているのか、そもそも逃げているのかどうかすら説明が無いので分かりません

敵や味方の目的はなんなのか、主人公たちは何と戦っているのか、何をしたら何が解決するのか。
何もわからないまま突然人類の敵が出現したので敵味方が手を取り合って戦い始めます



一応この人類の敵に関しては序盤から顔を出していたんですけど、なんか誰も大事になるまで気にしてませんでした。

ちなみに中盤まではキャラクター同士がよく会話するのですが、全体的に会話が成り立っていない



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成り立っていないならともかく、独り言すら意味が分からない。
敵だったキャラが仲間に加入する時のイベント内容も良く分からない。
最後まで会話の内容が全く分からないまま、プレイアブルキャラが全員加入した所で主人公以外の人間が口を開く事はなくなります

これ本作ではSRPGということで、仲間のロストという物が存在するのですがなんと全キャラが仲間になるまで誰か一人でも戦闘不能になるとゲームオーバー。仲間が全員加入してようやくロストのシステムが解禁……直後仲間同士の会話がなくなるという事から
一々キャラの有無による話の接合性を考えるのが面倒くさかった事が伺えます。


これにより説明不足だったシナリオが更に説明不足となり、無言で淡々と進むストーリーを見せられいつの間にかラスボスを倒したと思ったら特に大きなイベントが起こることもなくスタッフロールが流れます。


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ここまで長々と書いておいてなんなんですけど、ごらんのとおりシナリオについて何も分からなかった事が分かったかと思います

電波会話と説明無しのストーリー。ちょっと調べた所世界観は滅茶苦茶に凝ってるらしいんですけど、そんな事言われても……

このままでは本当に描くことが無いので、このタイミングでキャラそれぞれの批評に入ります。
キャラの詳細や作中の行動を通して話さないと本当にシナリオが説明できないので……




イフ
本作の主人公。
味方達を牽引する機会は多いが、話に全く絡んでこないのでいてもいなくても変わらない
ゲーム的にはなんでもできる万能キャラなのでとても強い


ヴァシリー
パッケージに写るヒロインの一人。序盤で死ぬ
声優さんのおかげで死ぬ時の台詞に少しだけ興奮出来るが、死ぬ瞬間一カメ二カメ三カメの繰り返し演出が入るためギャグになってしまっている。
そう、このゲームはシナリオもクソだが特に演出がクソ酷い

ヒロインをあっさり殺すというのは意外性こそあれどお話の面白さに必ずしも繋がる事はないのだが
このゲームを作ったプロデューサー兼脚本家がそういう事が好きな人なのでもう仕方がないのだ

ゲーム的には盾持ちなので盾に使える。
ちなみに二週目だと終盤に雑に生き返ってイフとくっ付く。

アンカ
もう一人のメインヒロイン。ヴァシリーが即死ぬのでヒロインはこいつだけだと思われがち。
まぁ別にヒロインらしい行動は全くしていないのだが、後日談でイフとくっ付いてるのでヒロインなのだろう。

ゲーム的には銃を使えるので強い




ジークリンデ
近接攻撃に人権のないこのゲームにおいて、剣のみ盾無しという最弱の男

しかし敵は誰しもジークリンデと因縁があるキャラばかりで、主人公のお株を完全に奪い去っている。


ネブラ
早い段階で仲間になり、特徴的な喋り方と意外と常識的な思考の持ち主という事もあり意外と愛着が湧くキャラ
睡眠魔法が強い、というか睡眠魔法がないとこのゲームは攻略不可能


タチアナ
銃を使うので強い最強アタッカー。ゴブリンに育てられていたのだが、何故か主人公たちに救出される
タチアナはゴブリンたちを慕っていたはずなのだがあっさり主人公たちについていく


メル
アイゼンという最強の盾キャラを操る事が出来る。本人も強い
こいつの加入シーンが本作が電波と呼ばれる理由の五割くらいだと思う

ゴーレム「アイゼン」とメルの操るゴーレムの「シュタイン」の一騎討ち後、
アイゼンの勝利に終わりシュタインが破壊された後、泣き喚いてから「 この野郎、よくもやってくれたな!コロス……! 」と怒り狂う。
即座に「え?どういうこと?」と言い出してシュタインを破壊したアイゼンを見て態度を一変。 「アイゼンたんを連れてきてくれてありがとですぅ」と言って仲間になる

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エルネスティーネ
ヴァシリーの姉。ヴァシリーを死なせたイフたち(実際はジークリンデに対してのみ)に怒りを向け戦いを挑んでくるという作中で最も行動理由が分かりやすいキャラ。
何故か仲間として加入する


ゴモリー
人外の仲間キャラ。なんで仲間になったんだろう


インゴベルト
上記した差別主義者の男。
人類の敵が現れたので仲間になる。仲間になった途端キャラロストが解禁され一切喋らなくなる





結局シナリオはよく分かりませんでしたが、シナリオを描いた人も良く分かっていないという事は想像できます

いかがでしたか?




・ゲームシステム
基本はオーソドックスなSRPG。
特徴的なのが誰かが攻撃をすると連携という物が発動し、順番を無視してキャラ達は行動し連携に参加できるというもの。
仲間が多ければ多いほど連携の発動確立が高くなる。

しかし、プレイヤーが使えるキャラクターは上記の10人のみ。
対する敵は10人20人と大量に襲ってくる、つまりこの連携システムをフル活用できるのは敵ばかりなのである。

一度的にターンを回せば連携によりタコ殴りにされ一瞬で死亡、中盤まで誰か一人でも死亡すれば即ゲームオーバーなので兎に角死にまくる。
一応イージーモードなる難易度が追加されたのだが、何も変わっていないので意味なし。
敵が楽しそうに連携システムを使ってるのをただただ眺めてる事しか出来ないといったゲームシステム。



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連携以外に目を向けると、今度は銃以外に人権が無いという事に気付く。
遠距離で攻撃すればそれだけ連携の機会が増え、火力も高いのでこれ以外の選択肢がない。
銃の射程内なら援護攻撃もガンガンに発動するので、近接攻撃なんてアホみたいな事をやってるユニットなんて使ってられないというのはお分かりいただけたであろう。

銃を持っていないと前線にも出れないので連携の機会も失われる

盾役一人に前線を任せ、背後から銃を打ち続けてなんとか勝つゲーム。それがナチュラルドクトリンだ。

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・総評
戦略性無し、爽快感無し、自由度無し、シナリオ無し。
説明の無い電波シナリオを眺めながら数の暴力に翻弄される無のゲーム



ナチュラルドクトリン公式サイト


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